マルシルドレスが中国新聞に掲載された

11月2日の中国新聞(夕刊)にマルシルドレスのことが紹介された。マルシルドレスの紹介はこちらから見られますが、下記にも載せていますのでぜひ読んでください。

柄違いの2枚の布を合わせただけなのに、スカートやワンピース、上着など自由にアレンジできる「マルシルドレス」が広島市内に初登場したところ、妊婦たちのマタニティー服として、新しい着方が注目を集めている。産後でも普通に着こなせるのも魅力だ。

西区大宮でキャンピングカーなどを扱う「オートガーデン大野」。ショールーム内に7月から、色や柄もバリエーション豊かな50点以上の陳列が始まった。マルシルドレスは100通り以上の着こなしができる、とされる。季節を問わず1年中着用でき、幅広い年齢層に人気。体型も気にならない、と口コミで広がった。10月27日に女児を出産した南区の主婦(25)は「シワになりにくく、軽いから持ち運びにも助かるし、1枚あると重宝する。産後すぐに着ることができるから便利」と絶賛する。6月19日に長男を出産したばかりの佐伯区の主婦関千秋さん(32)は「暖かいし全く同じ物がない。1枚あると授乳ケープにもなるし重宝する。夏には最適で、産後もすぐに着ることができるから便利」と話す。

【写真説明】マルシルドレスを試着した妊娠中の女性(手前左)に、多彩な着方を説明する栗栖さん(同右)

このドレスを取り入れたのは、ミャンマー出身の栗栖かいんさん(40)=中区舟入川口町。昨年1月、ニュージーランド人の夫の母親の誕生日祝いで、家族でオーストラリアを訪れた際に知り、「面白いなあ」と思わず購入した。日本に帰ってから、付属のDVDで着用のアレンジ方法を知り、日本へも広げたい、と思うようになった。インドのサリーから考案され、アメリカやカナダ、オーストラリアなどに広まったという。海外では「マルチシルクドレス」「マルチウエアスカート」などと呼ばれ、栗栖さんは「マルシルドレス」と名付け、友人の助言でマタニティー服としてもアピールしている。

栗栖さんは自宅の一室に4月、マルシルドレスや母国の手工芸品を紹介販売する店「タワラ」を開いた。収益が出ればヤンゴンの日本語学校を支援したい、と考えている。1998年に語学留学のため来日し、広島大大学院で日本の教育や文化を学んだ。母国の貧しい子どもや女性の社会進出のために教育施設を建設したいという希望に賛同した人たちが2004年、広島市内で「ミャンマー友の会」を結成し、寄付金やバザーの収益などで05年、日本語学校が誕生した。

【写真説明】体型に合わせた着こなしを楽しむ妊娠中の女性

オートガーデン大野の大野賢社長(67)は広島県安芸太田町のキャンプ場で栗栖さんと出会い、これまでの行動に感銘を受けて協力を申し出た。来年4月に第2子誕生予定の栗栖さんも「これが最後の妊婦生活」と店内を訪れた女性たちと笑顔で話しながら、マルシルドレスを勧めていた。(小松満里)


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